猫足の車 [ジャガー]

実は、壊れやすくてどうにもならない車なのですが

決して嫌いにはなれない車がジャガーです。




サスペンションが素晴らしいできなんですね。



これも日本車が全然及ばない技術だと思います。

まず、シャーシーの剛性がとっても強いことを実感します。



要するに、たわみ感が全くないのです。



結構、乱暴な運転をしてもシャーシーがゆがむ感触が
ステアリングには全く伝わってこないのですね。


いや違うかな?ひょっとするとほんの少しだけ、
どちらにどのようにたわんでいるかが伝わってくるから良いのかもしれません。

日本車のようにたわみの揺り戻しまで感じないとでも申しましょうか?


このステアリングの操作感と歪みの感触、
これは数値では測れない芸術的な面白さを演出している車といえます。



日本車で、FUN TO DRIVE とか言っているメーカーがありますが、
あのメーカーの車は、私は、ほとんど面白くないんですよね。



ジャガーに乗ったら、何を言っているかがわかると思うんです。


路面の状況ってなるべくステアリングに直接伝わるのが
良いと思うのですが、シャーシには伝わらないほうがよいと思います。



例えば、逆バンクを走っているときには、タイヤは
負担を受けているはずなんでそれはステアリングに伝わったほうがよいのです。


日本車は、逆バンクであることがそもそもステアリングに
伝わってこない感じなんですね。
そしてダイレクトにシャーシーに歪みとして伝える。


これは運転しているととても安っぽく感じます。


ジャガーの良い所は、こんなときタイヤのがんばりを
ステアリングで感じることができるところです。
タイヤが頑張って、しなやかに路面へ力を伝えている感触が
ステアリングにフィードバックされるんですね。


これが、オンザレールの走りを生みますし、
操っている感をダイレクトに手に伝え、
喜びに変わるわけです。



車の特に、ボディーの歪みが気にならない方いらっしゃるでしょうね。


そんな方は、どこかのテストコースで
フルブレーキングの経験をすると良いかと思います。

日本の車は、ブレーキを踏んでいるだけで
たわんでいるようなやわなボディの車ばかりです。
シャーシーにお金がかかっていないのですね。


そんな車が乗っていて楽しいはずがありません。


ジャガーの猫足、是非経験してみてください。
本当に動物のジャガーに乗っかったら
こんなふうにスムーズに感じるのかもしれない!!

不思議な世界です。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

マッチが乗ってる車です!BMW745 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。